オゾン脱臭法の最大の欠点とその改善策 について


 
従来、脱臭方法の主流であった活性炭吸着法をはじめ薬剤による分解、あるいは
臭気のマスキング法などは、現代の複雑な生活機構が生みだす臭いに対応しきれ
なくなり、特に瞬時に脱臭が要求される現場には、これらに代って臭いに対して攻
撃型で即効性があるオゾン脱臭法が採用されるようになりました。
しかし、オゾン脱臭法はすばやい効果の反面、オゾンのもつ強い毒性について、
常にユーザーより指摘をうけていました。特に高濃度のオゾンの危険性は、極めて
高く最終的には呼吸困難を起こし死に至るケースもあります。
亦、仮にオゾン濃度が低く公的規制値に示される1時間値0.06ppm以下であっても、
オゾンの酸化作用は活発で、主役として働く活性酸素のラジカルアクションは、人体
の遺伝子に悪影響を与えます。
功罪相半ばするオゾンに対し、あえて使わざるを得ない程極端な臭いに、難まされ
ている現場の方々に対し、弊社は室内脱臭について充分な効果があり、且つ人体
にやさしいオゾンの新しい使用法を2通り御知らせ致します。
これ等はいづれも、オゾンのラジカル反応の影響を100%回避することは出来ませ
んが、

@室内に放出された所定量の低濃度オゾンが、人体にとどく前に、脱臭などの反応を完了させ酸素に戻るように、
 ラジカルアクションを強制的に急速に行わせる方法です。
 本装置は、オゾンに水分を与え、加水分解を起こさせて生成する、ヒドロキシラジカルを使います。
 詳細は「オゾミストの高効率酸化処理法,ウエット オゾン」を御参照下さい。
 
Aオゾンを、脱臭目的に使う場合の濃度0.05ppmより更に下げ、山や海に常時存在する自然オゾン濃度0.008〜
 0.01ppmで脱臭効果をあげる方法で、マイナスイオンのイオンラジカル反応を補助として使う方法です。
 詳細は本書の「マイナスイオンと低濃度オゾンの混合ガスによる最新の殺菌脱臭法について」を御参照ください。
 


@及びAで御説明した装置は、既に実機として稼動を開始しました。
御下問の際は弊社宛御連絡ねがいます。
以   上

    
 
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